枝野の2時間43分
枝野の2時間43分
エジプトに来てすぐに4連休になることが分かった。休日は、普段働いている人たちのものなのだが。
4連休もあれば、旅行を含めいろんな計画が立てられた筈だが、急なことで情報を集めるのが面倒なこともあり、暑さも酷いので遠出はぜず、基本的には砂漠の宿舎でダラダラ過ごすことにした。持って来た本を読んでは見るものの、一気に読んでしまうのは勿体無い。代わりにネットを見ていたら、7/20に国会で枝野が内閣不信任決議提出の趣旨弁明をしたことが話題になっている。長いがyoutubeで全編見てみた。長さの理由は、安倍の大罪を7つだけ取り上げて並べただけなのだが、それだけでも2時間43分。
テレビニュースで流される国会は、悪人総理とその腰巾着らが言葉の価値を崩壊させる、上滑りの無意味な答弁を繰り返す無惨なものに成り下がっていて見る気も失せていたが、ネットで枝野の演説を聞き、国会議員にもまだ言葉を使える人がいるかもしれないと思う。その最後のあたりで彼が語った「目先の権力闘争は、必ずや歴史に断罪される」「必要なのは、未来の歴史に対する謙虚な姿勢」という言葉が印象的だった。
2018年7月22日日曜日