公園パトロール2
公園パトロール2
3ヶ月以上前のことになるが、2月2日の夕方、三鷹市から下記のメールが送付されてきた。
「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プランのパブリックコメントにご意見をお寄せくださった皆様へ
※このメールは、平成29年8月20日(日)から9月9日(土)及び平成29年12月15日(金)から平成30年1月4日(木)まで実施した上記パブリックコメントにメールでご意見をお寄せいただいた方にお送りしています。
「文学のまちづくり」の充実を目指して、三鷹市に特にゆかりの深い作家である太宰治、吉村昭の業績を顕彰する文学施設を、二人の作家にゆかりのある都立井の頭恩賜公園内に建設することとして、『井の頭恩賜公園内に建設する「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プラン(案)』及び『整備基本プラン(修正案)』をまとめ、2回のパブリックコメントを実施しました。
この度、「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」につきましては、都立井の頭恩賜公園以外の場所に設置することとし、平成31年度の開館を想定したスケジュールを見直し、今後の整備に向けて検討を進めることといたします。
このことにつきまして、パブリックコメントにご意見をお寄せくださった皆様へ、清原慶子三鷹市長からのメッセージがありますので、下記をご覧ください。
なお、パブリックコメントでお寄せいただいたご意見の概要及び主なご意見と対応については、三鷹市ホームページに全文を掲載しています。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_pubcome/068/068283.html
また、相談・情報課(市役所2階)、各市政窓口、市内文化施設(三鷹市芸術文化センター、三鷹市美術ギャラリー、三鷹市公会堂、みたか井心亭、太宰治文学サロン)、各コミュニティ・センター、市民協働センター及び各図書館へも、2月中旬以降に配布します(各図書館では閲覧のみ)。
三鷹市は井の頭公園内に施設をつくることを断念した。意見を三鷹市に寄せたのはもちろん私だけではなく、107個人と5団体がメールや手紙でコメントを伝えている。(5団体のうち2団体は255人分と30人分の署名提出—公表されていないが明らかに反対意見だと思われる)国の政権を見るにつけ、公的なものに絶望し呆れ果てる日々ではあるが、このようなパブリックコメントが効力を持っているのは弱いけれど一筋の光明だと思いたい。
さて、今日気づいたのだが、公園の西園管理事務所の脇のあき地、「井の頭文学施設(仮称)」をもともと作ろうと思ってフライング的に木を伐採し整地してしまっていたその場所で、何やら工事を始めている。嫌な予感がしたが、工事案内の看板を見てみるとテニスコートになるようである。文学館に比べればだいぶマシだ。ホントは植樹/緑化するのが良いのだが。
2018年6月11日月曜日