ドングリ
ドングリ
秋分。落葉の敷き詰められた地面の至る所にドングリが見え隠れしている。この辺りのドングリはコナラ、シラカシ、時々クヌギ、そして家の目の前にあるマテバシイ。最近は下を向いて散歩する。きれいな奴と目が合うと連れ帰ることにしていたら、ドングリコレクションが増えてきた。
マテバシイの学名は Lithocarpus edulis。edulis は英語の edible に相当するラテン語の形容詞で「食べられる」ということ。アクを抜かずに食用になる、とモノの本に書いてあったので味見してみた。
包丁の腹で体重をかけて潰そうとしても、硬くて割れない。最初からペンチを使えば良かったが、一旦包丁を手にしたので、それを使って半分に切断してみた。殻は分厚い。渋皮が殻側に残ったまま、白っぽいナッツの部分はきれいに剥がれる。楽だ。一口そのまま食べてみたら、シブみエグみがほとんど無く食べ易い。煎って食べたらツマミになるな。時間のある時にまとめて作っておくことにしよう。もしやと思い「マテバシイ/レシピ」でググってみると、37,300件。当分楽しめそうだ。
2017年9月23日土曜日