OB会

 


同期のVc.コボちゃんが中心になって、丸の内に近いところにいるワセオケOB連中が集まり不定期で開催している懇親会に呼んでもらった。現役時代は体育会系の如く先輩/後輩が鋭く峻別されていたオケのメンバーとは思えない程、皆和気藹々と話に花を咲かせている。


この会は毎回現役の学生が数名混ざっているのが面白い。現役の中にひとり建築学科の学生がいた。建築も歴史的に大きな転換点に差し掛かっている。彼はどんな夢を抱いて、どこを目指しているのだろうか。50も過ぎれば何か若者に伝えられる事がある筈だが、若い可能性を前にして、我身の未熟を顧みるばかりである。


建築は正解のない問いを自問し続け、最適解に近づけようとする懐疑的な作業だ。子供の頃は素直な子だと云われていたボクですら、あらゆる事に疑いの眼差しを向ける癖がついてしまった。そして、今の建築学生が直面するであろう未来に関して、果てしなくネガティブなイメージしか描けなくなっている。こんなオッサンの毒散らかした話を聞かせてしまい申し訳無かった。


皆さんに、新しく創った会社を宣伝。


そしてサマーコンサート出演者を一本釣。

 

2017年8月7日月曜日

 
 

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