鳥の名

 


樹の名を学び始めると、今度は鳥の名前も気になりはじめた。


まず、近所の池で良く見かける大きな黒い鳥。


水辺にいるので、何となくサギのようではないかと当たりを付けて調べてみても、青鷺でも黒鷺でもないようだ。長く、先端が鉤状に下に曲がったくちばし。くちばしの付け根、目の下のあたりは黄色い。池で泳ぎ、その後羽を大きく広げたまま微動だにせず乾かしている姿を時々見かける。


どこかで見たことあるような姿だ。写真に撮って、ネットで調べてみた。


鵜だ。wikiによれば「ウ類の翼羽は油分が少なくあまり水をはじかないため、長時間、同じ姿勢を保ち濡れた翼を広げ小刻みに震わせ翼を乾かす習性を持つ。」おー、決定的だ。日本には海鵜、川鵜、姫鵜、千島鵜鴉の4種が生息しているようだ。特徴を比較するとこいつはカワウらしい。


カワウは、無秩序な狩猟と生息環境の悪化によって、1970年代には日本全国で3000羽ほどになり、希少種となるまで減少した。その後、環境改善や保護運動もあり15万羽以上に激増し、有害鳥駆除の対象にまでなっているという。駆除されませんように。

 

2017年6月5日月曜日

 
 

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