イヌシデ・クヌギ・コナラ

 


「ハンドブック」とはいうものの、図鑑を持って歩くのは面倒だ。手ブラで散歩中に樹を観察し、覚えた姿を忘れないうちに、帰宅後あわてて図鑑を開き名前を確認する作業を繰り返しているうちに、このあたり、特に御殿山と呼ばれるエリアの雑木林は、ほぼ落葉樹でできていることが分かってきた。落葉樹だけど『葉で見分ける樹木』を学んでいるので、葉のついている今の時期だからこそ名前が分かるのだ。葉が無いと私のような素人には見分けられないのである。


下記の3種が最大勢力を誇っていると見た。


イヌシデ(犬四手)

クヌギ(櫟)

コナラ(小楢)


どれも「広葉樹・不分裂・互生・鋸歯・落葉」


これらは例の「日本の侵略的外来種ワースト100」にはノミネートされていない在来種。だから、どちらかというと「普通の」醤油顔をしている。雑木林の背景として申し分のない見慣れた顔つきだ。

 

2017年6月20日火曜日

 
 

▶

◀