ヒメジョオン

 


中心が黄色、そのまわりに白く細い針状の花びらを円環状につけた直径2センチぐらいの菊のように見える花が、いつの間にか咲き乱れている。ひょろひょろ伸びて1メートル以上の高さだ。あの牧野富太郎も、そして昭和天皇も「雑草という名の植物は無い」と言っていたようだから、ネットで名前を探してみた。カモミールだったらいいな、と思いながら探すと、同じキク科だが、ヒメジョオンという名の植物らしい。姫女菀。


wikiによると「1個体あたり47,000以上の種子を生産し、さらにその種子の寿命が35年と長いこともあり、驚異的な繁殖能力をもっている。したがって、駆除がとても難しい。」これも、ニセアカシア同様「要注意外来生物」に指定されているらしい。またかよ。興味を持って調べてみると「日本の侵略的外来種ワースト100」にノミネートされてるやつだった、というパターン。これが繁殖すると、どんな禍が起るのだろうか。


こういう時には、難しいと分かっていても積極的に駆除するのが良いのか、諦めて愛でれば良いのか悩ましい。


アゲハ蝶がその周囲をヒラヒラ舞っている。

 

2017年6月15日木曜日

 
 

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