Dubai-1
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エミレーツの機内映画。ヘッドホンは及第点だが、モニターの明かるさが調整出来ないので目がくたびれる。今回は2本だけ。
・神父の性的虐待スキャンダルを追うジャーナリスト達の実話『Spotlight』。実話は強い。
・ロンドンがテロリストに襲われ、集まっていた各国首脳が何人も殺される中、アメリカ大統領は超人的なシークレットサービスの活躍で生き残る。ブッシュのバカ息子に似た俳優が大統領役。『London Has Fallen』。ブッシュのバカ面が気になって、コメディーにしか見えない。
早朝、砂漠の蜃気楼・ドバイ着。15年前に通っていたドーハのことを思い出した。この湿度100%感。40度超えの地上で泳いでる感じ。砂漠なのに超高湿度。建物の中から外に出た途端にメガネが結露して五里霧中。露点以下に冷えたレンズに高湿度の大気がまとわりついて、物理の原理通り毎回面白い程結露する。こちらのメガネの方々はどうしてるのだろうか。
メガネだけではなく、車も面白い。ほとんど雨が降らないのに、ワイパーが頻繁に動く。車内の冷房が窓のガラスをキンキンに冷やすから、ガラスの外側が全面的に結露するのだ。青空の下、ワイパーがシャカシャカ動いて結露を拭っている。ホテルの窓はペアガラスになっていてさすがに結露はしていなかった。こちらの国のペアガラスは、断熱性能を向上させ、窓の「外側」の結露防止に役立っているのだな。
まともに寝る時間も無く、そのまま打合せに突入。そして終了。後学のためドバイを冷房の効いた車でひとまわり。ひとまわりと言っても、海岸線に沿って線的に伸びた街だ。ひと往復と云った方が正確だろう。行ったり来たりして街のスケールを体感し、浮かれた高層ビルデザインの墓場を見る。
2016年7月11日月曜日