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久し振り参加のSDGを一週間後に控えて楽譜が届いた。BWV75「貧乏人はメシを食う」とかいう曲。楽器を弾くのは１月以来、体がギクシャクするだけでなく、頭もふやけていて拍が数られなくなっている。オケの練習で気づくと一人だけ一拍早いところを演奏したりしていて。実に気持ちが悪い。一週間で体と頭を元に戻せるか。元に戻したからと云って素晴らしくなるわけではないが。

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かつての同僚、今はフランクフルトにいる建築家H.H.と再開した。20年振りか。久し振りの日本で、国内を旅して廻ったらしい。熊野古道を歩いたという。熊野古道は、嵐の中アンドレ・マルローをつれて歩いたフランク淳子さんの話を聞いて以来行ってみたいと思っているが、まだ実現していない。ドイツに住んでいるH.H.に先を越されるとは。

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紀尾井ホールのレジデント・オーケストラ＝紀尾井シンフォニエッタが名前を変え、不在だった首席指揮者を迎えて新たな時代を迎える。『紀尾井室内管弦楽団』。首席指揮者ライナー・ホーネック。その新しいロゴマークのデザインを、山口さんから依頼されていた。コンセプトを絞り出した後、おそれ多くもプロのデザイナーを監修するという大それた仕事をすることになってしまった。デザイナーの瓶子さんが実にレスポンス良く伴走してくださったお陰で、紀尾井の皆さまに喜んでいただけるロゴマークが生まれた。この新機軸は2017年4月から。