ブラジル

 


ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、ブラジルvsチリ。試合前に選手、観客、エスコートチャイルドまで、全員で力の限り国歌を熱唱するブラジル。伴奏が終わっても延々歌い続ける。すでに感極まって泣いている人もいる。


ワールドカップならではの独特の緊張感が張りつめた、PKまでもつれ込むいい試合を見た。祈りの姿、歓喜の涙が極めて印象的だった。


試合後、一時期リオで暮らしていたTさんからブラジルの話を伺う機会を得る。日本が言う「格差社会」など比較にならぬ完全に異なる世界が、同じ地域に並立する。だが格差は激しくても、素晴らしい風景は誰にでも公平に与えられている。


まだしばらく眠たい日々が続くだろう。

 

2014年6月29日日曜日

 
 

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