IAAの忘年会は、担当エリアの料理を自分たちでつくることが恒例になっている。今年は日本、中国、そして北アフリカ・中近東・地中海方面の３エリア＝３チームがそれぞれ前菜、主菜、副菜を用意するという豪勢な会になった。

ボクは北アフリカ・中近東・地中海方面に振り分けられたので、羊肉を使ったクスクスを作ってみた。西川治直伝「悦楽的男の料理」である。

▶寸胴鍋。大量の玉葱をスライスしてニンニクとオリーブオイルで「こんなに少なくなっちゃって大丈夫かな？」ぐらいの飴色の塊になるまで炒め続ける。▶カットして塩胡椒した羊肉を投入して、表面が色づくまで炒め続ける。▶赤ワインを１本注ぎ込む。▶すりおろしたニンジンを入れ、トマトをつぶしながら入れ、黄色と赤のパプリカを入れ、ローリエの葉を数枚加える。▶ひたすらコトコト煮込む。

適当にアクセントをつけるつもりで、その辺りのスパイス類を物色していると、サッカラの砂のようなカレー粉発見。Mさんがイスタンブールで入手したものだ。羊のトマト煮のつもりが、ここで羊カレーに変更。カレー粉を入れてさらにコトコト。味見しながら塩を入れる。

中国チームは大量の唐辛子と花山椒で何やら凶暴激辛系のものを作っている。カレーは、辛くないマイルドな味にした。

他の献立は下記。お疲れさまでした。

すき焼

イワシのつみれ汁

漬物

水餃子

水煮魚　シュイヂュウユー

口水鶏　コウシェイヂィ

パクチー、空芯菜、キクラゲのサラダ

バーニャカウダ

イスラエルのゴマペースト（タヒニソース）

羊肉カレーとクスクス

パン、チーズ

飲み物各種