クリコン終了
クリコン終了
本郷教会クリスマスコンサート終了。宮﨑牧師のクリスマスにまつわる話を間に挟んで、J.S.バッハの2曲、カンタータ133番とクリスマスオラトリオ第6部を演奏。質素なコンサートに古くからの友人知人らも駆けつけてくれて、暖かい気持ちでクリスマスを迎えることができた。これで今年は弾き納め。
現在日本で使われている暦法も、イエスの誕生を起点にしてつくられたものだ。信仰とは無関係にクリスマスがイベント化している不思議な国にいても、毎年クリスマスはやってくる。闇の中に光を告げに。
渋谷の駅前では大音量を響かせるスピーカーを屋根に載せた車が今年もやってきて、神様方面の内容を大音量で叫んでいる。複雑な心境だ。大音響は何も語らず、何の実りも結ばない。選挙毎に絶叫している愚か者たちを見れば一目瞭然である。
たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。 (コリント前13:1)
イエスはどんな声だったのだろうか?大声で叫んでいたようには思えないが、大群衆を前にして話をしていたのだから、通る声だったのだろう。
言葉が内的な力を持つのはどんな時なのか。小さいコンサートを続けているのは、その疑問に対する回答が与えられることを信じているからでもある。
2014年12月24日水曜日