景山
景山
3時、昼食を忘れていた。面倒なので省略。
景山は「金代(1115~1234)には既にあった」人工の築山だという。この築山を基準にして、北京は街全体の配置計画を決めたのか。風水だな。元々人造湖「北海・中海・南海」を作った残土を山にしたと思われるが、明代に紫禁城を造る時、堀を掘削した残土をさらに盛り上げ、清のコレクター大王・乾隆帝に至り現在の峰の形に整えたと云うことのようだ。
「はっきり言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」(マタイ17:20)
空腹のまま急な階段を登り山頂に着くと、土産物屋や記念撮影を強要する写真屋など賑やかだ。それにもまして、山の北側から聞こえて来る阿鼻叫喚大音量のカラオケ大会的喧噪は何事だろうか。
南に故宮を見渡そうとしても、ガスッていて天安門すら見えない。
1989年の6月4日は天安門事件の日だった。ちょうどその日中国西安に出張中だったゼネコン社員Aさんから、生々しい危機一髪体験談を聞かせていただいた。宿に帰ってみると、昨日は問題なく見ることができた部屋のテレビが、何故か全く見られなくなっている。
2013年6月6日木曜日