上海

 


今日から上海。北京を脱出してから喉が痛くて咳が出る。声がまともに出ない。PM2.5を甘く見ていた。


静安寺ではモクレンが蕾をつけ、桜がチラホラ咲いている。北京に比べ南国感が高い。南国度が高いと、北京のような強制的地域暖房ではなく、建物/部屋ごとの空調になっている。油断していると室内では返って寒いこともある。街の音も北京とは様子が違う。上海の交差点はどこも車のクラクションで賑やかだ。クラクションは温暖なところの人程鳴らす頻度が高まる、説。統計どこかにないだろうか。


上海の磯崎アトリエを表敬訪問した。1933年に竣工した建物のワンフロアを使っている。上海にはアヘン戦争以降、租界として開発された時期に造られた建物がそこかしこに残されていて、それが今も上海の都市景観を特徴づけている。キラキラピカピカしたガラスや金属のカーテンウォールもまた今日的上海の顔だが、この街の魅力は、中国の近現代史の急激な変化の各瞬間を特徴づける建物が実際に残されているところだろう。人間も建物も80歳を超えて益々味が出て来るのが理想だな。


まともに声が出ないので、旧知のスタッフの方々には失礼なことをしてしまった。

 

2013年2月28日木曜日

 
 

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