トンボ

 


♪ ゆうやぁ〜け こやけぇの あかとんぼぉ〜


夕方になると自宅周辺では、トンボは飛んでいないけど、この音楽が鳴り響く。作詞者・三木露風の墓がすぐ近くにあるので、この曲が選ばれているのだろう。子供の頃は夏から秋にかけて、そこら中でトンボが舞っていたような記憶があるが、今年はまだ見かけていない。カワウソ同様絶滅が危惧されているのか知らん。


同じ種類のトンボでも青っぽいオスはシオカラトンボ、黄色い背中のメスはムギワラトンボと呼び分けているというのを先達て初めて知った。ヨーロッパでは家畜類の名前はオスとメスとで違う場合が多いが(例えば Ox  Cow)、昆虫類はあっさりしていて、ドイツ語ではマツムシもスズムシもコオロギも全部 Grille だそうだ 。


「ことばの歳時記」(金田一春彦1973)によれば同じトンボのオスメスで名前が違うのは日本人の自然に対する愛着の深さを示す好例だ、ということになる。自然に対し愛着は深かったのだが、環境保全は必ずしもうまくいっていない、ということか。

 

2012年8月31日金曜日

 
 

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