四川
四川
中国四川省は重慶、成都に行ってきた。この季節なのに猛烈暑い。しかも超高湿度である。
四川は2回目。
カプサイシンに発汗を促され、後頭部と目の下から滝のように汗が流れる。普段辛いものを食べると目の下に汗をかくだけで、後頭部というのは滅多に無いのだが。本場の四川料理が暴力的に辛いのも、この高湿度が関連しているのかも知れない等と思いながら、食べるものは麻辣の海に漂う凶暴なそいつらしかない。ボクは辛いものが決して苦手なわけではないが、口の中のみならず、消化の最終出口が翌日ヒリヒリ火を噴くのである。ヒーという音をたてて超音速で空を飛べそうだ。消化器官の管がそのままジェット機関になってるんじゃないだろか。これじゃあんた料理以前の問題でしょ。きっと内蔵も痛めつけられているに違いない、というのが前回の印象であった。
今回はなんだか前に比べて食べ易くなってるんじゃない?店によって料理が違うからなのか、こちらの体が慣れたのか、同じような麻辣の海にも7つぐらいの違いがあるようだ。おまけに一緒に飲む白酒(パイチュー)が結構合う。
だがしかし、麻辣白酒極悪コンビの底知れぬ恐怖を知るのに、時間はかからなかった。(続きそうだけど、終わり)
2012年5月12日土曜日