神保町

 


春は名のみの、ではあるものの、井の頭公園の水仙もちらほら咲き始めた。総武線で水道橋へ。


打合せ後久し振りに神保町の古書街をふらつく。


明倫館。欲しい本がいくつかあるが、そういうのに限ってあまりにも高い。建築関係を一通り眺めたあと、となりの一誠堂へ。古書店というよりは図書館、あるいは博物館に近い。独特のカビっぽい匂いに包まれて幸せな瞬間である。学生時代にエジプト関連の本を探すため西本真一さんに連れてきてもらって以来、特に2階がお気に入りの場所になっていて、買いもしないのに時々店内をうろついている挙動不審者は私です。


時間切れで南洋堂には寄らず。


事務所ビルのような明治大学と、日大がつぶしたカザルスホールの間を通り、下倉楽器でヴァイオリンケースなど覗く。


できるだけ移動は地上を動くようにしたい。地下鉄には乗らず、中央線でお茶の水から吉祥寺へ。

 

2012年2月16日木曜日

 
 

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