成都ソロ活動4
成都ソロ活動4
夕食を終えて(中華料理を一人で食べるのは実に淋しい)暗い道を宿に戻る道すがら、超市(スーパーマーケット)に寄った。
女性と、まだ10歳にならないぐらいの彼女の娘が店番をしていたが、裏通りに面するその店にとって外国人は極めて珍しいのだろう。閉店間際のその時刻、たった一人の客であるボクが日本人だと分かると、娘が「ジャパン!ジャパン!」と飛び跳ねはしゃいでいる。可愛い。民間の交流は温かいな。
たまたま白酒の棚の前にいたため、店番の女性に勧められるまま、その店では最高級、一番美味しいという郎酒(白酒の種類)をお土産に買うことにした。アルコール度数50度、500ml 2本で84元(約1090円)。手提げのビニール袋は頼むと有料でつけてくれる。「3、、」とか聞こえたので3元(約39円)出そうとしたら「ウヒャー」とかなんとか驚きながら、もっと安いと身振り手振り。そこで角(jiao・元の1/10)という貨幣単位の使い道が初めて分かった。子供銀行みたいな小さい紙幣に「角」とあり、毛主席の肖像ではなく、少数民族の横顔が印刷されている。今まで、財布の中に入りっぱなしだった3枚が飛び立っていった。
白酒は、ホテルに戻って早速試飲。んまい。
2012年12月9日日曜日