成都ソロ活動5
成都ソロ活動5
偽札事件に巻き込まれた。中国では100元、50元といった高額紙幣を中心にニセモノが横行していて、支払い時に受け取り側は真札かどうか透かしたり擦ったりして念入りに調べるのが当たり前になっている。(その所為で、紙幣全般にヘナヘナボロボロのものが多いのかも知れない。)偽札発見器を置いてある店も少なくない。今回、食事の会計に払おうとした100元札はボロボロで、欠けてるところあり、テープありのフランケンシュタイン系の迫力ある見てくれをしていたが、案の定、店に受け取りを拒否された。まあ、こんなボロじゃしょうがないけど、出来るだけ早く使ってしまおうと、ホテルのディポジット用にフロントに出したら怪しい目でさんざん見られた挙句、偽札発見器に通されたのだが、その時は無事通過。きたない札を使い終えてめでたしめでたしとなるところだった。ところがホテルがあとから連絡してきて、このボロ札、偽札であることが分かったので、別の札に変えてくれ、だと。
「あのなぁ、この札、銀行のATMから出てきとんのや。国の銀行が偽札ばらまいてどないするんじゃボケ!おまけに一旦受け取っといて、これがワシの出した札だとどうやって証明するんやワレ!」というニュアンスを中国語では言えなかったので、次回、強面の通訳を通して断固銀行側に抗議する所存でございます。
弱気なのでwikiを調べてみると「気がつかずに偽札を受け取った場合、罪に問われることはないが偽札は没収される。補償は一切ない。」とある。
2012年12月10日月曜日