成都ソロ活動1
成都ソロ活動1
即断即決のお陰で、打合せの予備日としてとっておいた1日が、丸ごと空くことになった。天気曇り。最高気温14度。散歩日和である。
ココ中国では、まともに動く自動販売機にはなかなかお目にかかれないのだが、ホテルのロビーにはタオルやトランプなどと同時に、地図も売っていると思しきコンビニ的自販機が鎮座していた。「あの地図、欲しい、、、」成都ソロ活動の日だというのに、ガイドブックも持たず、街のどこに何があるかさっぱり分からないのである。入手しないわけにはいかない。恐る恐る5元札(65円)を投入し、何度もボタンを押しまくっていたら、諦めた頃に目当ての地図がポトンと出てきた。やったことは無いけど、UFOキャッチャーでぬいぐるみをゲットすると、きっとこんな気分になるのかも知れない。
成都は三国志の舞台、蜀の都である。関連ある場所を訪ねてみたいと思い、ネットで調べ地図と照らし合わせて、諸葛孔明を祀る「武侯祠」という場所があることを知る。ホテル最寄りの地下鉄駅から3駅、少し歩けば三国志の世界だ。ついでにもう少し歩けば、杜甫の住居跡「杜甫草堂」もあるし、四川博物院は「杜甫草堂」の隣。「よし、全部回れる。」距離は相当なものだが、地図を持っただけで、やたらと気が大きくなる。
2012年12月6日木曜日