北京4−2

 


夕方は昨日諦めた雑技団。地方から団体で来ている観光客達が大型バスを連ねてどっと押し寄せてきた。声が大きい。内モンゴル辺りの大平原から来ているのかな。


前から3列目のど真ん中、座席の背に金糸でVIPの文字が刺繍されているところに陣取って初めての雑技を楽しんだ。最初から最後まで開いた口が塞がらない。おそらく全ての演技で、人体の左右対称性を活かした絶妙な重力均衡を見せつけていて、これも中国の建築と相通ずるな、などと後付けで書いてはいるものの、実際は「うをーっ!!すげーっ!!」の連続だ。難易度の高い技はステージ上で失敗する場面もあったが、凄いのは成功するまで何度でも繰り返すことである。伴奏音楽も失敗すると巻き戻して、成功を強要しているようだ。演技者は場数を踏んで精神力も尋常ではないのだろう。失敗すると生命の危機に直面しそうなものがいくつもあったが、どうやって練習するのだろう?練習すれば誰にでも出来るってもんではない。練習しなければ誰にも出来ない。参りました。


ホテルに戻ると1万5千歩を少し越えている。


夕食はいつもの「中8楼」で。ドクダミサラダと松茸スープ、ビーフン雲南風など。ビールを飲んで1000円ぐらい。

 

2012年11月4日日曜日

 
 

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