折り紙茶席

 


汗だくで折った折り紙を天井から吊るす。


数寄屋の特性「解体・組立が容易」を極限まで突き詰めて、軽量で持ち運び簡単な長方形の紙を折るだけで、茶席の覆い屋を作ろうという企画である。視線さえコントロールすれば、いつでも何処でも茶を楽しめるのではないか。マンションの一室で、お気に入りの公園で、可能性は無限に広がる。


紙は大きくなると、構造特性がつかみにくい。写真の形状を維持するために、人には言えない「インチキ」をしている。


本腰を入れて再設計することにする。


プロデュース:ギャラリー五郎

造形:大野幸空間研究所

コーディネート:鈍色舎

和紙:丸重製紙企業組合

表具:大経師経新堂稲崎

撮影場所:ギャラリー園

 

2011年8月8日月曜日

 
 

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