カラスをめぐる冒険

 


震災後休館していた「ギャラリー五郎」が7/1〜10までの「鈴木五郎新作展」を皮切りに営業再開する。3月11日、焼き物だらけのギャラリー内部は、展示品も含めて奇跡的に何一つ壊れなかった。


今日は五郎さんや今田さんと、コーヒー飲みながら久し振りに話が出来た。かねてからの計画も動かし始めよう。


陶芸家鈴木五郎は、かつてカラスを飼っていたと聞く。ティシュベ人エリヤはカラスに養われていた。


主の言葉がエリヤに臨んだ。

「ここを去り、東に向かい、ヨルダンの東にあるケリトの川のほとりに身を隠せ。その川の水を飲むがよい。わたしは烏に命じて、そこであなたを養わせる。」

エリヤは主が言われたように直ちに行動し、ヨルダンの東にあるケリトの川のほとりに行き、そこにとどまった。数羽の烏が彼に、朝、パンと肉を、また夕べにも、パンと肉を運んで来た。水はその川から飲んだ。(列王記(上)17:2〜6)


モーセと双ぶ旧約最大の預言者エリヤは、一時期疎開していた。そして、カラスに養われていた。疎開して身を隠し、エネルギー充電。しかるのちに表舞台に出て八面六臂の大活躍。いいね。


五郎さんもカラス飼ってたとか言ってるが、実はカラスに養われていたのではないかと睨んでいる。


武久源造によれば、チェンバロの弦を弾く爪の材料として最高のものは「白ガラス」の羽だと言う。白ガラスって何だ?

 

2011年7月1日金曜日

 
 

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