インヴェンション

 


村上春樹強化月間続行中。


右手で万年筆を持ち、左手で原稿用紙を押さえて小説を書く。このことが、左右対称であるべき身体の均衡を崩す。時々、ピアノに向かいバッハのインベンションを弾いてバランスを矯正する。


村上さん、カッコ良すぎます。


小説家と同じように長時間机に向かう建築家ではあるが、時々ヴァイオリンを弾いたりすると左右のバランスはますます崩れていくのだ。ボクもピアノが弾ければ良かったな、と思ってしまう。(そのことはヴァイオリンを弾くたび、いつも思うことなのだが。)


あるいは、チャップリンがそうだったように、時々左手で弓を持って演奏するといいのかもしれない。


無理だ。

 

2011年6月22日水曜日

 
 

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