坩堝

 


百人町の事務所では、食事時になると「さあ、今日はどこの国に行こうか?」となる。ここは国籍・人種の坩堝なのだ。道ですれ違う人の半分ぐらいは外国籍だろう。


例えば、中国、台湾、チュニジア、モロッコ、トルコ、タイ、ベトナム、インド、インドネシア、イタリア、スペイン、メキシコ、そしてもちろん韓国・朝鮮。日本も。国の種類だけレストランがある。


今日はパスポート無しで韓国へ。


壁に貼ってあるヤン・ミギョン様の原寸大ポスターを拝み、「大長今」の宮廷料理に思いを馳せながら、순대(スンデ・血のソーセージ)、토토리묵(トトリムッ・ドングリ豆腐)をつまむ。そして떡만두국(トックマンドゥク・餅餃子スープ)。満腹で帰国。


ルイス・バラガンは自宅で本を開き家政婦に読み聴かせながら、共に旅の気分を味わっていたようだ。食事も本も、旅と同様、体験として積み重なるということか。

 

2011年5月23日月曜日

 
 

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