〆切越え

 


〆切を越える度、景色の見え方が変わる。


作業中はまだ見ぬ何かを見ようとしている。ピントが目の前の物体に合っていないのだろう、周囲の景色も人も輪郭が曖昧になる。目付きも人相も、相当おかしくなっているのかもしれない。一段落すると突然視界が広がり、(「シャイニング」のオープニングシーンの撮影から拝借している)「ブレードランナー」のラストシーンのように、世界を俯瞰するクリアな目を手に入れたつもりになる。


なんと単純な人間だろう。


いつも、周りが見え出すと、その瞬間に雑踏で偶然知人に会ったりするのだ。昨夜は帰りの電車に駆け込むと、目の前にはVcのHさん。


アリャリャこんばんは。


深夜のダイヤ混乱でノロノロ運転の中、イライラせずに立ち話ができた。

 

2011年5月26日木曜日

 
 

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