安息を

 


東京カテドラルで、恒例のレクイエムの集い。「リスト生誕200年に3.11が重なり、特別の意味が加わることになった」と主催の淡野さん。父の死から一週間も経っていないこともありボクら家族にとっても「特別」な夜である。


あ、クルト・マズーアが客席に来てる。


音楽発生の契機として、原初的で重要な一形態に「祈り」がある。それを改めて感じさせてくれた昨夜は、演奏者・聴衆全てを巻き込み、「音楽即祈り=祈り即音楽」の希有な体験となった。


H.シュッツ(1585-1672)

<リタニア(連祷)> SWV458(ソプラノ先唱+合唱+オルガン) 

<おおイエス、甘き御名> SWV308(テノールソロ+オルガン) 

<我が子、アプサロン> SWV269(バリトンソロ+4サクバット+オルガン) 

<おお慈しみの極みなるイエスよ> SWV307(テノールソロ+オルガン) 

詩編第116編 <わたしは主を愛する> SWV51(合唱ア・カペラ) 


R.マウエルスベルガー(1889-1971)

<この都のいかに凄しきさま(エレミヤ哀歌)>(合唱ア・カペラ) 


F.リスト(1811-1886)

<レクイエム>全曲(男声の独唱、重唱、合唱、金管、ティンパニ、オルガンによる)

 

2011年11月19日土曜日

 
 

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