大学生

 


同級生Yの長男は建築学科に入学していた。課題に追われ忙しい日々を送っているようだ。会って話をする。


こちらは人様の参考になるような立派な学生生活を送っていない。かつての自分のような過ごし方はアカンのだと思い、ああすれば良いのかな、こうすればどうだろう、と言っているうちに腰痛がズシンと重たくなる。


なかなか難しい、こういうことは。大学で教えてる方々、どんな顔をして若い彼らに自己を曝け出し、未来を提示しているのか。


かつてボク自身が大学というところについて入学前に教えてもらい、今でも確かにその通りだと思っているのは次のこと。


大学に期待できるのは次の3つ。

豊かな時間。

万巻の書物。

生涯の友人。


友を選ばば書を読みて 六部の侠気四分の熱 


なのだ。(写真は与謝野鉄幹)

 

2011年10月22日土曜日

 
 

▶

▶

◀