金土日
金土日
金曜、網谷さんが亡くなって2週間、磯崎アトリエで「偲ぶ会」の準備打ち合わせに呼ばれる。式次第、司会者、弔辞やスピーチの依頼先、会場レイアウト、案内状の文面、食事内容などなど。この場にご本人がいないことが不思議だ。彼女の机は以前と同じそのままの状態だが、机上に花が飾られている。不在の完全な静寂。打ち合わせの後でかつての同僚の方々と会食、献杯。
土曜、荷物が着いたと伯母から電話。荷物はボクの両親が結婚記念に金子潤(伯母の息子)からプレゼントしてもらった油絵。アーティストとして活躍する彼のキャリアの最初期を記念する作品だ。絵の大きさ故、現在両親が住む場所では飾る場所に困り、作者本人の手元に戻すのがよかろうということで、11月に日本に来る潤の実家にまずは送っておくことになった。絵の裏に1962年とある。来年は両親の金婚式ということか。それはつまりボク自身も50歳に近づきつつあるということだ。
日曜夜は、Soli Deo Gloria。バッハのカンタータ148番「御名の栄光を主に帰せ」など。facebookにコンサートの案内を書いてみたら、高校時代の同級生が二人連れ立って聴きにきてくれた。告知を早めにして欲しいと言われる。myaさんや井桁さんもいらして、少人数の客席はほとんど知り合いの方々ばかり。広める努力と工夫をしたい。
2011年10月17日月曜日