コンゴからの便り
コンゴからの便り
赤道直下のアフリカに住み、現地で環境保護の働きを20年以上にわたって続けている、畏友・西原智昭が、コンゴ共和国からメールを送ってきた。
日本との関係は細々と続いておりますが、JX日鉱日石エネルギー本社から、そのCSR(Corporate Social Responsibility)活動の一環として、現在ぼくが仕事を担当しているコンゴ共和国の国立公園の野生ニシローランドゴリラおよびその生息地であるアフリカ熱帯林の保全に援助していただくこととなりました。この基金の仕組みは、「クリック基金」と申しまして、JXのウェブサイトにアクセスする回数分に応じて、JXの方から基金が発生するというものです。是非、みなさまも一日一回は、以下のウェブにアクセスしていただければと存じます。クリックがカウントされるのは一日お一人様一回までですが、毎日クリックされても問題はございません。
http://www.noe.jx-group.co.jp/csr/click/index.html
(以上転載)
彼の自己紹介URLを読むと「あぁ、ヤバい、、」という局面がこれまで何度もあったらしい。例えば、
ゾウの鼻にまかれたこと
コンゴ共和国・ヌアバレ-ンドキ国立公園内でかつてゾウの密猟が頻繁であった地域を歩いていたとき、突如神経質風のオズゾウに襲われる。鼻にからだを巻かれ、数度地面にたたかれるが、幸いゾウが最終的には静かにからだを地上に降ろしてくれたために、大きなけがもなく助かる。
内戦に出くわしたこと
コンゴ共和国の内戦に、首都ブラザビルにて巻き込まれる。九死に一生を得て、最終的にフランス軍用機にて隣国ガボン共和国へ脱出。その後、現地ヌアバレ-ンドキ国立公園に残してきたコンゴ人学生に危急事態を知らせるためにカメルーン経由でンドキの現地へ戻り、内戦中であるにもかかわらず、WCSの任務を受け、国立公園マネージメント基地の維持に尽力する。
セスナで墜落寸前であったこと
コンゴ共和国・ヌアバレ-ンドキ国立公園から、隣国ガボン共和国の首都リーブルビルへ向けて、セスナにて出発した折、リーブルビル100km地点で、予期もせず突如燃料切れとなる。不幸中の幸い、熱帯林の合間に、かつての古い飛行場を発見、そこへ滑空する形で不時着、大きな事故もけがもなく生還。
インディー・ジョーンズか!?
2011年10月10日月曜日