クセナキス 2

 


「音楽と建築」でクセナキスが音楽について定義するくだり。


音楽は思想や激しい行動、われわれを生み、ささえる物理的現実の反映としての精神の過程、心理の光とかげ、これらすべてのマトリクスである。世界のイメージ、波動、木、人間を表現し、理論物理学・抽象論理学・現代代数学などとならぶ。哲学であり、個人的でしかも普遍的なありかた、たたかいと対比。存在と生成の現在での和解。19世紀の人間中心的諸概念からはなれ、イデオロギー的には物理学やサイバネティクスという現代の霊に支配される。(中略)音楽は世界の調和であり、現代思想の領域の準同形写像である。(後略)(1958年)


その後、「空間」「数」「気体」にたとえて、音楽を自己の論理の中に投げ込んでいる。

 

2011年1月5日水曜日

 
 

▶

◀