ドーハ 3

 


カタールでは「ドーハの悲劇」を払拭するアジア大会優勝。今のチームは良いな。選手たちが芸能人気取りでメディアに露出していないのがいい。


さて、ドーハの続き。


シェイク・サウド(1966-)は生まれながらのコレクターだ。少年時代、古いコインを集め始めたのがそのきっかけだったというが、今に至るまで「あらゆるものを集めないではいられない症候群」が治らない。彼が集めているものをいくつかあげてみると、、、


自転車:世界最大の自転車コレクション

化石:世界で最も保存状態のいいトリケラトプス全身骨格など

写真:オークションで写真史上最高価格を更新した最初期のダゲレオタイプなど

時計:パテック・フィリップ本社よりも充実しているパテック・フィリップコレクションなど

絶滅危惧種の動物:カタールの中央平野部に大動物園を所有。夕日に向かって走るガゼルの群れ、真っ青の金剛インコのつがいなど。


などなど、枚挙に暇が無い。


その中で、ボクら建築に関わるものが特に興味を惹かれるのは、家具コレクションである。


1930年代に、建築家Eckart Muthesius(ドイツ工作連盟のムテジウスの息子)はインドールにマハラジャの宮殿を設計した。Eileen Gray や Ruhlmannを含め、当時の世界的デザイナーに家具を設計依頼し、その宮殿は特注の家具で彩られることになる。


マハラジャの制度が無くなり、宮殿は廃墟に、移動可能な家具はまとめてオークションに登場することになった。


コレクター・シェイク・サウドが、それを見逃すわけがない。

 

2011年1月31日月曜日

 
 

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