クラ5

 


クラリネットクインテットは弦楽カルテットにクラリネットを加えた5人編成の室内楽形式。モーツアルトのものがよく知られていて、学生オケのメンバーなどで有志を募って演奏されることも多い。「クラ5」なんて呼ばれている。


今年1月、菊地先生の退官記念パーティーで、にわか作りのカルテットをご披露したときに、その場に来ていたクラリネットの同級生「ウマ」(ほんとは人間かもしれない)が声を掛けてくれて、カルテット+ウマでモーツアルトの「クラ5」をやることになった。


そのパーティーの時、モダン3人に混じって一人だけピリオド楽器で弾いてみて薄々感じてはいたのだけど、今回はいくら何でもモダンヴァイオリンじゃないと具合が悪い。音質もさることながら、音量が圧倒的に違うのだ。(ピリオドは小さい、モダンは大きい)


で、久し振りにモダン楽器を持ってみると何だかおかしい。顎当て部分が分厚すぎて楽器を構えにくいのだ。首が縮んだのかもしれない。しょうがないから顎当てを外してみる。次に気になったのは弓の長さと重さ。こんなに弓って長かったっけ。右腕も縮んだのかもしれない。


ということで、今回は「顎当無しのモダンヴァイオリン+ピリオドボウ」の組み合わせ、得体の知れない演奏スタイルでやることにした。一種のブリコラージュかな。

 

2010年8月2日月曜日

 
 

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