サマーコンサートのご案内

 


来週の日曜8月22日は恒例、本郷教会の盛りだくさんサマーコンサート。ボクが参加させてもらうのは、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)のシンフォニエ・サクレとJ.S.バッハ(1685-1750)のカンタータ。


今回のコンサート、見所がいくつもある。まずは楽器製作家・谷口勤さんの楽器がヴァイオリン4本、ヴィオラ2本、合計6本も揃うこと。同時代の楽器製作家しかもオケのメンバーが、その同じオケの演奏者を想定して楽器を作った例を他に知らない。面白いのは、基本的な楽器の作り方は同じ筈なのに、演奏者によって音色の個性が違うことだ。楽器は使い込まれる程に演奏者と同化していく。


次の見所/聴き所は音楽修辞学主義者・武久源造様の登場。ライブの一回性を最大限に活かした、その場で語りかけてくるような演奏は、残暑を吹き飛ばすだろう。今回はチェンバロかな?


オルガン/ヴァイオリンを持ち替える(というのだろうか)山口眞理子さんにも注目。


ボクは、シュッツの深い森で迷子にならないようにしないといけない。


夕方5時開演。乞うご期待。

 

2010年8月16日月曜日

 
 

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