箱根で
箱根で
恒例の日曜学校サマーキャンプ。今年も箱根。今回のお題は旧約聖書の冒頭部分、創世記1章~11章。天地創造~アダムとエバ~カインとアベル~ノアの方舟~バベルの塔。
人間は、虚無の中に放り出されたのではなく、創造主から常に語りかけられる対象としてつくられた。聖書は旧約の冒頭「創世記」から新約の締めくくり「ヨハネの黙示録」に至るまで、執拗に人に向かって語りかける神の言葉と、神に対して語る人間の言葉の呼応を中心に展開している。
「バベルの塔」の工事中に、神は一つの言葉を話していた人間の言葉を乱し、いろんな言葉で話すようにしむけた。
「バベルの塔」のストーリーとは真逆、グローバリゼーションという名の、経済活動を中心とする世界共通言語化を目指す現代が学ぶべきことは、まだ尽きず聖書の中にある。
2010年7月28日水曜日