シューマン生誕200年
シューマン生誕200年
ムシカ・ポエティカ特別公演
~シューマン生誕200年記念~
<1840年 - 歌の年>
オール・シューマン・プログラム
<女の愛と生涯> 作品42
<詩人の恋> 作品48
メゾソプラノ独唱:淡野弓子
テノール独唱:ツェーガー・ファンダステーネ
ピアノ:武久源造
<鍛冶屋> <おやすみ> <流浪の民> 他 合唱曲
合唱:ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
メンデルスゾーン・コーア
アンサンブル・アクアリウス
ピアノ:山形明朗
指揮:淡野太郎
をっ!武久さん普通のピアノも弾くんですね。
独唱の2曲は、「曲を生きる」ことが強く求められる類の曲なのだろう。独唱者2人とピアノの武久さんは、ステージ上でそれぞれ自分の生をぶつけ合うスリリングな交感を繰り広げ、台本の無い即興の芝居を見る思いだった。
こういう時は、暗譜が必要条件になるにちがいない。独唱の2人と、もちろんいつも暗譜の武久さんは、曲に乗移って、曲の化身とでも言うべきものになっていた。
2010年6月4日金曜日