ソウル

 


実質2時間の打合せのために2泊3日の出張。顔を合わせての打ち合わせは、ネットを介しての歯がゆいやりとりとは別次元の大きな収穫になるが、それに加え往復の無駄に思える移動時間も豊かな体験になる。


機内用ヒマつぶしに空港の書店で購入した本が池澤夏樹の「きみのためのバラ」。移動日の状況にぴったりだった。


マニュアル応答のみで「まともな会話」の無い対応に終始する職員に疲労感をつのらせる主人公。実際、空港・飛行機を利用すると必ずこうなるのだ。

マニュアルにない状況に自分が直面した場合が面白いし、マニュアル通りにいくことなどほとんどないのだけれど、現代社会はあらゆることの隙間にマニュアルが浸透している。



マニュアル皆無の2泊3日があっという間に過ぎ、最終日には予想外にYLKと食事。大学路でソウルではまだ珍しいであろう中華火鍋。想定外の激麻辛。

 

2010年10月4日月曜日

 
 

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