従兄の Jun KANEKO が東京に来る。ボクが生まれた頃からずっとアメリカ合衆国にいるので、日本の芸術家と言うよりは、アメリカのアーティストになっていて、名前の表記もアルファベットの方が馴染むのだ。

Junは現代陶芸の最先端を、代表選手として切り裂いてきた。東京だと、六本木グランドハイアットがいくつか作品を持っているようで、１階エレベーターロビーの、でかい「HEADS」（頭部）はいつでも見られる。

今回の「来日」は７月下旬の展覧会のため。

第一会場：

シンワアートミュージアム（銀座 7-4-12）

７月２１日〜８月１日（10:00-18:00・無休）

第二会場：

東京ミッドタウンガーデン屋外展示

７月１８日〜８月２日（05:00-23:00・無休）

　　　　　

焼物としてはあまりに巨大な作品を作るので、茶碗のように手にとって愛でることはもとより不可能だし、お茶を入れて飲むなどと言うような生活の「機能」とも無縁だ。たまたま使っている素材が土と火。作品は彫刻と言うに相応しい。