海の日
海の日
家族でAさん夫婦を訪ねる。時々顔を見ることが、お互いに健康の秘訣になっている。今日は相撲を見ながら雑談、そのあと牛肉退治へ。久し振りに煙に燻される食事は、予想を超えて美味。
またしても食べ過ぎた。それも健康の秘訣。
満腹でテレビ。「世界遺産への招待状・エジプト」。このところのエジプト関連番組同様、エジプト考古庁のザヒ・ハワス博士がやっぱり登場。彼を通さないと取材が許可されないのだろう。ソートー稼いでますねこの御仁。
エジプト番組といえば、十中八九は紀元前の古代エジプトの話に終始するのが常だが、今日の番組はコプト教を取り上げていて興味をひかれた。コプトは今でもエジプト人口の10%ほど(90%はイスラム)の信者を擁するキリスト教の一派。聖者メナスの奇跡を信じ、50年以上も聖地アブ・メナの教会に通い続けている老夫婦の言葉に撃たれる。
「今、健康で家族がいて祈ることができる。これが奇跡です。」
「海の日」なのに、砂漠で締めくくり。
2009年7月20日月曜日