逝きし世の面影
あのトシ・マツモト氏に強く薦められた本。
「他人に本を薦めるなんてことはしないようにしてるんだけど、これだけは広めたいっ!」
とまで言われたので、読みはじめたら、ほんとにグイグイひきこまれた。
「幕末から明治中期にかけての日本の姿を、異邦人の書いた訪日記引用によって力技でまとめた書」面白くもあり、寂しくもあり。一次資料を直接編纂している迫力があり、永く読み継がれることになると思う。
平凡社ライブラリー552 渡辺京二著(2005年)
2009年5月8日金曜日