TCAF
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事務所のすぐ近くで「東京コンテンポラリーアートフェア(TCAF)」が3日間の会期で開催。御存知「ときの忘れもの」から出品している、まだお会いしたことのない井桁裕子さんと、お会いしたことのある井村一巴さんの作品目当てに寄ってみる。
師匠・磯崎新のモンローチェアに座る球体関節人形。横に立っている女性と似ている。「こちらが作家の井桁さんです」ギャラリーの方に紹介していただき「やっぱり」。
会場を一周回って「ときの忘れもの」のブースに戻ってみると、井村さんも登場していた。
作家が自分の作品を直接解説してくれる贅沢な時間。作品は作家自身ではない。3者での会話のようだ。
会場には60〜70件もの現代美術ギャラリーがブースを出してひしめいている。一通り見渡してみたのだが、ピンとくる作品が極めて少ない。その中で「ときの忘れもの」のセレクションは、控えめに言っても、突出して大人の風格がある。井桁、井村両氏の作品は、背後に沈積している時間の厚みを感じさせる圧倒的な存在感。
2009年11月23日月曜日