公園パトロール4
公園パトロール4
黄色いテープが張られた「事件現場」は、相変わらずそのまま。どんな事情なのか、公園の案内所に電話して訊ねてみた。分かったのは、
・希少動物というのは鳥の一種らしい(名前不明)
・その鳥が、そのエリアの樹上で巣を作り卵を育てている
雛が生まれて飛び立てば、黄色いテープも外す予定だとのこと。
じゃあまあしょうがないか、となるのだが、人が立ち入らない手付かずの自然林も近くにあるのに、普段人が遊んでいるようなところで卵を育てているのであれば、それほど神経質な鳥ではないのかもしれない、テープまで張り巡らして静かにしている必要があるのか、などと思ったりもする。
そもそも、ビニール素材の強烈な黄色を自然の中に放置する神経が分からん、と言っているのだ。花見の青い養生シートにしてもそうだ。どうしてあのドギツイ色を、かそけき花を愛でる時に持って行こうとするのか、その無神経さが理解不能だ、と言っているのだ。ギャー。
環境保全の立場から、世界は、ビニール袋/ペットボトルの使用を制限、規制する方向に動いている。環境とは、単にゴミ問題だけでなく、景色/美意識の問題でもある。日本は花見の養生シート使用を禁止すべきだ。そして希少動物保護の為とはいえ、黄色いビニールテープ使用も規制すべきだろう。
2018年6月19日火曜日