エジプト13

 


0405

20人の和食試食会。

たこ焼き

・粉の問題 薄力粉が入手できず、中力粉を使う

・機材の問題 高温が出ていないのではないか

等問題があり、完成度はイマイチ納得のいかないものではあったが、概ね好評。ソースの味が強いという感想が一人。コンニャクを入れ、ネギポン酢醤油をかけたものが好評。

トリカラ

・鶏肉はレバノンでも一般的な食材なので受入れられ易い。

・味が薄いのではと心配されたが、概ね好評

おいなりさん

・米の炊き方に課題が残るが(コンロの構造、鍋の品質、エジプト米の特性など)評価は概ね好評。食事として甘いものに馴染みが無い人もいる。

高菜おにぎり

・辛さが話題になる。辛いものへの抵抗はあまり無いようだ。


0406

昨日のトリカラとおいなりさんの残りをつまみながらAlmazaを飲む。昼過ぎにKaが合流、カフェの中庭でランチ。混んでいる。典型的なレバノン料理を白ワインと。

Kaと分かれ、ベールート>カイロのフライト。満席の最後尾。カイロ一泊のみ。


0407

カイロのカルフールで炊飯器を買う。3時間の移動でボルグエルアラブに戻り、Fathalaで牛すじ、鳥骨付きもも肉、羊のミンチ、玉子、水など買い込みホテル到着が1915。炊飯器で早速エジプト米を炊き、生姜のふりかけ、納豆のふりかけ、Mシェフ特製の大根と高菜の炒め物をかけて美味しくいただく。ビールはサッカラ10%といいちこロック。冷蔵庫万歳。


0408

昼近くまで寝る。2週間振りの我が家。水温調整の難しいシャワーを浴び、2週間振りの洗濯をH棟のランドリーでやりつつ、昨夜のご飯をチンして朝食にし、部屋の片付けを始める。またネットが繋がらなくなっている。明日のアレキサンドリアでのパティー準備。我々含めて13人。


お品書き

メカブスープ

たこ焼き(ソース2種、具2種)

トリカラ

おいなりさん(ニンジン、椎茸、ひじき)

高菜おにぎり

そば

緑茶


今夜のためには餃子を作る。キャベツとネギ、羊(だと思っていたら後で牛肉だと判明)のミンチに調味料を加え80個。焼き餃子にして、スダチコショウ、レモン、醤油、じゅるりラー油でいただく。猛烈美味い。残ったものは冷凍にしてまた後日。冷蔵庫万歳。


0409

イースター休日。アレキサンドリアの知人住宅で和食パーティー。


朝から米を炊き、おいなりさんを作り、トリカラの下拵えをし、材料を揃えて朝早く車で移動。10階建てアパートのペントハウス部分、快晴で気持ちの良い晴天に恵まれ、テラスで食事会をする運びになった。


イースターの翌日なので、この地のクリスチャンは東方教会の風習に従い特別の食事をする習慣があるようだ。イースターエッグはもちろん、バターを使ったクッキー、チーズ、パイ生地を重ねハチミツと生クリームをかけた菓子、そしてニシンの薫製。それらが全て用意された上、トリカラ、いなり寿司、おにぎり、たこ焼き。多すぎた。大量に残ってしまう。


開放的なカイロの人に比べ、アレキサンドリアの人は閉鎖的で保守的な人が多い、とエジプトでは言われているらしい。ヘレニズム文化が育んだこの街の人は先進的で好奇心に溢れた人が多いと思っていたが、どうもそうではないようだ。食後、近所を散歩。静かで住み易そうな環境。緑も豊か。砂漠の街から出てくると、つい羨ましくなってしまう。


カルフールに寄った後、砂漠の街に帰りすぐ寝る。

 

2018年4月5日木曜日

 
 

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