クリコン2017

 


政府がメルトダウンし国会が機能不全に陥った国にも、暗闇の中の小さな光としてクリスマスはやってくる。


今年のクリスマスコンサートは若きVn.奏者「えみちゃん&にしこ」による、バッハの「二つのヴァイオリンのための協奏曲」など。詳細は下記。


M.プレトリウス

<甘き喜びの内に>(女声3部版及び混声4部版)

<ほめ歌え、独り子を>


H.シュッツ 《宗教合唱曲集》 作品11より

第16番 <我らに独りの嬰児(みどりご)生まれたまえり> SWV384

第17番 <言(ことば)は肉となりぬ> SWV385


J.S.バッハ 2つのヴァイオリンのためのコンチェルト ニ短調 BWV1043


J.S.バッハ カンタータ第40番 <神の御子の顕現されたまいしは>

[降誕祭第2日のためのカンタータ]


シュッツの「言は肉となりぬ」とバッハのカンタータ(2曲目テナーのレチ)は、どちらも『ヨハネによる福音書』冒頭1章14節を引用し、御言葉としてのイエスの誕生を喜び祝う、クリスマスに演奏するに相応しい曲。本郷教会では翌日のクリスマス礼拝でもこの聖書箇所を取りあげた。


大きな声では言えないけれど、カンタータ冒頭の曲で合唱に聴き入っていたらフーガの森に紛れ込み迷子になってしまった。大きな声では言えないけれど、パートふたり揃って。フーガで迷子になるとかなりの確率で行方不明になるのだが、今回は徳俵で踏み堪え奇跡の復帰。でも一番美味しい部分を食べ損なった気持ちだ。口惜しい。


Freude, Freude uber Freude!

Christus wehret allem Leide.

Wonne, Wonne uber Wonne!

er ist die Genadensonne.


いろいろあったが、終曲の無限大の歓びと希望によって力を与えられ、新しい歩みを始めることが赦されたと信じる。

 

2017年12月23日土曜日

 
 

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