カイロ 0129/0130
カイロ 0129/0130
0129 金曜。晴。金曜は休日、の筈なのだが、作業が山積みになっていて、今日はホテルに缶詰で仕事三昧。朝食後、その同じレストランに仕事道具を持ち込んで、結局朝の8時半から夜8時まで同じレストランに滞在。夕方からは酒を飲みにきた客に囲まれながら設計作業。「どうしてボクはここにいるのだろう?」などという哲学的境地に達してしまう程のワーカホリック状態である。日没後はバーのムーディーな暗がりの中モニターを見続けていたら目が痛くなってきた。もうやめろというお告げだ。
昨夜、柏木さんから「『レストラン東京』跡地で開業しているパブが美味い」という話を聞いていたので、迷わずそこに。いつもの赤ワイン=オマルハイヤームとイカのフリット、レバー煮込み、牛肉の春巻き、チキンのブルーチーズソースなどつまみながら、サッカーを見る。これまでオマルハイヤームを何本空けたのだろうか。
かつて学生時代にお世話になった『レストラン東京』の面影は、地盤面より少し下がった半地下状態の床レベル。「ここに火炎瓶投げ込まれたらどうやって脱出すれば良いのだろう?」昨年末にカイロで起った事件を想起させるような、2方向避難のとれていない佇まい。
0130 本来休日の土曜に、MZECHの担当者も巻き込んで仕事。4時頃昼食として食べたローカルフードHAWAWSHIが胃の中で膨らんできて夕食抜き。これは肉炒めを圧縮してパンに詰め、油で揚げた揚げ餃子のオバケのようなもの。NHK world を見ながら、部屋の冷蔵庫に残ったビールを消費する。
2016年1月30日土曜日