単位展@21_21

 


メトロを一つ手前の駅で降りここに寄ってみた。


近年展覧会はインタラクティブであることが必須の条件になっていて、持ったり、押したり、引いたり、、、体の動きを伴いながらの鑑賞が良くウケているようである。


四斗樽を細分化していく様を視覚的に表現した展示、マッハ1のスピードを映像の早回しで体感させる展示など、楽しめる。総じて建築家が関わっているものは面白くも何ともない。


展示を眺めていると、傍にうら若き女性2人連れ。その会話を聞くとも無しに聞いていると


「この展覧会楽しいね〜」

「そうそう!ルーブル美術館とか延々見てて、吐きそうになっちゃったし〜」

吹いた。


古いものの前に立つと、それだけで厳粛な感情が沸き上がる事もあるだろうが、それが延々続いて何時終わるとも知れぬ場合、胃液がこみ上げてくる事もあるってことか。


若者に学ぶ事は多い。

 

2015年4月29日水曜日

 
 

▶

◀