バッハ ドクダミ ツバメ
バッハ ドクダミ ツバメ
土曜。BWV11『昇天祭オラトリオ』
例によって思いがけない様々な事故があったにもかかわらず、ゲネプロ〜本番〜打上まで、歓びに満ちた豊かな時間を共有できた。SDGはこのところ、少しづつではあるが聴衆の参加が増える傾向にあるのも喜ばしい。このSDGでお互い演奏者として知り合い結婚する運びとなったK夫妻にとって、この日が夫婦としてのカンタータ初共演の記念すべき日となった。おめでとうございます。
ドクダミの白く可憐な花が満開。濁点だらけの名前をなんとかしてあげたい。大きなお世話か。
栄華を極めるソロモンだに、その服装(よそほひ)この花の一つにも及(し)かざりき。
(マタイ6:29)
近所のスーパーサミットでは、去年と同じ位置、駐車場の天井吊りの避難誘導灯に、今年もツバメが巣を作った。去年のヒナが大人になって戻ってきたのだろうか。戻ってきたのだろう。今年生まれたヒナが必死で口を開け首を伸ばしている様が下からよく見える。しばらく見ていると親燕は電光石火で選手交代、一羽は餌を探しに飛び出し、戻ってきたもう一羽は忙しくヒナに餌を与えている。つがいが共に必死な姿が感動的である。
空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に収めず、然るに汝らの天の父は、これを養いたまふ。
汝らは之よりも遙かに優るる者ならずや。
(マタイ6:26)
2014年6月4日水曜日