受難楽
受難楽
今日も揺れた。目白のカテドラルの中で、シュッツとリストの受難楽コンサートの最中。
リストの「十字架の道行」で、イエスが十字架を背負ってゴルゴタの丘に向かう場面、揺れがきて、しばらくすると軋む音が聞こえる。RCの厚みはたった12センチらしいが、丹下健三のHPシェルは構造的に安定しているようだ。
演奏は地震など何処吹く風で、何の乱れも感じさせず進んでいく。受難曲を地震の中で聴く只事でない体験だ。
受難の果てには、復活が来る。我々は受難>復活>受難>復活の循環の中に生を投げ込まれている。今年のイースターは4月24日。桜の開花と同様、復活も毎年必ずやってくることに感謝したい。
2011年4月12日火曜日