労作性狭心症で入院施術したH先生が無事退院。最近はメスを使わないので「内科的治療」というらしい。
心臓の動脈が詰まっている部分まで、腕の血管からカテーテルを入れ、先端についている金属製のステントをバルーンで血管の内側から拡げる。広がったステントを残しカテーテルを抜き取って施術終了。
びっくりしたのは、患者は腕の部分麻酔だけで意識がはっきりしていて、医者の会話を聞きながらじっとしていなきゃならないとのこと。
「あ、そっちの血管じゃないよ」
「ごめんごめん、間違えた間違えた」
「ああっ!」
全身麻酔の方が精神衛生上いいんじゃないか。