サマーコンサート終了

 


本郷教会の盛りだくさんサマーコンサート終了。溶けるような暑さの中お出かけくださった皆様、ありがとうございます。


気温上昇の所為なのか、本番当日練習中にいろんな事故が発生した。


1 教会のエアコンが動かなくなり、エアコン無しで閉め切った礼拝堂での練習となる。(メンテの方が来て、本番にはなんとか間に合う)

2 フォルテピアノのハンマーが折れる。(接着剤と糸、テープで応急処置)

3 調律中にフォルテピアノの弦が切れる。


ここまでいろんなことが起こると、本番はうまく行くに違いないと思ったのだが、、


「シュッツの深い森の中で迷子にならないように」という個人的な課題設定は間違っていなかったのだが、ありゃりゃ本番の途中で「少人数手探りの旅」になってしまった。おつきあいさせてしまった方々ごめんなさい。


思えば、バッハのカンタータは長期間に渡って演り続けているので、我々ユビキタスバッハの面々は「バッハ・カンタータ用の身体」が徐々に出来つつあると実感することもある。ところが「シュッツ用の身体」にはまだ程遠いことが時々シュッツを演奏することになると露呈するのだ。


ここはひとつ、武久源造命名「シュッツ・シンフォニエサクレ地獄」(?!)を体験し、新しい身体を手に入れる試みもいいかなと思い始めている。

 

2010年8月23日月曜日

 
 

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